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みんなで振り返る2021年!ブランディング座談会~秘伝の奥義編~

2022.03.23

気がつけば、もうすぐ新年度ですね。

というわけで、今年も実施しました、振り返り座談会。

ブランディングプロジェクトのメンバー全員で、1年を振り返りつつそれぞれの珍プレー好プレーを語ってもらいました。

今までの座談会はこちら↓

http://pr.mogic.jp/2021/02/18/2020%e5%b9%b4%e6%bf%80%e5%8b%95%e3%81%ae1%e5%b9%b4%e3%82%92%e6%8c%af%e3%82%8a%e8%bf%94%e3%82%8b%ef%bc%81%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e5%ba%a7%e8%ab%87%e4%bc%9a/

ブランディング は、アートディレクションチーム+αの構図。

実は、ほぼ毎年メンバーが変わっています。

こんなにメンバーが入れ替わるプロジェクトは、Mogicの中でも珍しいかもしれません。

そして2022年も、この振り返り座談会でメンバーが入れ替わることが決まっています。

そんな、いろんな人が通り抜けたブランディング だからこそ、生み出せるチームワークがあったりなかったり。

そんなブランディングに脈々と受け継がれる秘伝の奥義について、2021年を振り返る座談会を通してお届けしたいと思います!

座談会のメンバー

プロマネ

デザイナー社員の
Uさん

アイデア職人

MDパートの
Fさん

妄想職人

広報パートの
うぉんじまさん

インタビュー職人

MDインターンの
Mさん

宿題職人

MDパートの
Tさん

新しい風

エンジニア社員の
Yさん

INDEX


多種多様なメンバーでお届けします

今回の座談会メンバーは、6名です。多種多様な人たちが集まりました。MDチームからは3名ですが、実際は毎週当番制で参加してくれました。これだけメンバーがいるのも初めてですが、今回は最後にスペシャルゲストがいました。それがエンジニアのYくんです。エンジニアチームがブランディングに参加するのは、今までなかった。メンバーが勢揃いしたところで、みんなにいろんなことを聞いていこうかなと思ってます。

お願いしますー。

まず、1年前振り返ると、結構ちがうんですよ。「さしすせそ」もなかったんですよね。2021年はメディアが新しく3つできたんですよ。2月に「NanoTech」と「さしすせそ」、5月に「ランタン」。どどんと、メディアのリリース祭りでした。こんな感じでMogicの発信が広がったところで、4月に、ブランディングが変わりました!

全く覚えてないんですけど、そうなんでしたっけ。

MDパートのFさんとインターンのMちゃんが参加するようになったのが確か4月から?

そうでしたっけ。

みんな、うろ覚え。

笑。

「さしすせそ」のリリースを終えたところで、メンバーが増えた。そして年末に、レンタル会議制度というものが社内で始まって。じゃあ、まずはブランディングでいっちょやってみるかみたいな感じで、Yくんがやってきた。皆さん、Yくんが来るんだぞって聞いたときはどうでしたか?ざわつきました?

ちょっと楽しみでしたけど、男性っていうのもあれば。

そうですよね。女性ばっかりなんですよね、ブランディング。

確かに。

エンジニアさんならではの観点があるのかなって楽しみでした。

うぉんじまさんはどうでした?

いや、ざわざわしました。不思議なメンバーだなと思って。でも、最終的には、ディスプレイ作りに参加してもらうという、当初のもくろみを達成できて、よかったなと思ってます。絶対嫌ですって言われるだろうなと思って。

言わないですよ。

絶対拒否されると思ってたんで、もじもじしながら言いに行ったんですけど。そしたら、いいですよって言ってくれたんで、巻き込めてよかったなと思ってます。


秘伝の奥義➀「遊んでる??いやいや真面目です」

Yくんは、ブランディングに参加してみてどうでしたか?

デザインとか、ディスプレイとか、アート周りって全然関わらないんで。ブランディングチームって、普段何やってんのかなって思ってました。
お昼ご飯買いに行くときとか、パソコンをちらって見るんですけど、あんまり仕事してる雰囲気じゃな……。

ほら、出た。

遊んでる疑惑。

ブランディングチームって何をやってるのかなとか思ってたんですけど。定例に参加してみて、すごいプロジェクトたくさんあって、その一つ一つにすごい全力で向かってたんで、めっちゃ仕事してるんだなって思いました。

やっと認められた。

Mちゃんは、ブランディングに入る前と後ではどうでしたか?

ブランディングに入る前、確かに遊んでるというか(笑)。

やっぱり、ここにもいた。

というわけじゃないんですが、楽しい面だけじゃなくてディスプレイの真面目な目的があることがわかりました。足を止めてもらって存在を知ってもらうとか、近所の人にとっても価値のある会社になれるようにとか。それから、インタビューも、ただ発信するだけじゃなくて、ちゃんと目的があって、そういう会社の行動の目的を知れたっていうのが、すごい勉強になりましたね。あと、企業文化がどうやってつくられてるかとか。毎年のカレンダー作りも、どう作ってて、伝統みたいになってるのかなど。ブランディングに入ってから、よく分かって勉強になりました。

いいこと言ってくれました。

ありがとうございます。ブランディングって、この人たちこんなところで工作とかして何してるんだろう、学校かここは?みたいな感じに見えるけど、会議で話してることを聞くと、色々とつながってくる感じですね。

そうです。

じゃあ、Fさんはどうですか。

Tさんがブランディングで、宿題とか出したりしてるのを見てきたんですね。遊んでるって思うよりも、楽しそうって思いました。

興味を持ってくれてたんですね。

はい。なので、一緒に参加させてもらえるってなったときは、うれしいなって思って、始まったんですけど、カレンダーのときに、いかに自分にアイデアがないんだなっていうのをすごい痛感して……。

そうなんですか?

出すものがないんですよ、本当に。いや、難しいものだなと思って、芸術的な面とか、本当に刺激的でした。Tさんの宿題はすごくて。

Tさんは職人ですからね。

宿題職人。

でも、世の中の歩き方が変わりました。お店見ても、こんな風に伝えたいから、こう飾ってるのかなとか。世の中の見方が変わってきました、少し。


秘伝の奥義②「モノづくり地獄へいらっしゃい

ディスプレイといえば、大きい月を作りました。あれはFさんの言葉がきっかけで。当初は既製品を買おうとしてたのですが、なかなか見つからず、Fさんが作れるみたい!と提案してくれたのです。

あれ、私も楽しかったし、採用してもらえてうれしかったです。でも、最初は、「味があるけど駄目」って言われてました。芸術難しい、と思いました。

ごめんなさいね。

いや、いいんですよ。面白かったです。即答で駄目もらっちゃったことが。

本当にごめんなさい。

いや全然ごめんなさいじゃないですよ。あれやりたくて、我が家でも作りました。楽しかったです。

Fさんは、瞬発力がある方なので、助かりました。打ち合わせの間に、ぽんぽん出てくるアイデアとか。お月様も、カレンダーのすごろくとかもそうでしたしね。そういう場面がすごいあったなって、印象に残ってます。

頭ん中に、ごちゃごちゃがいっぱいなんですよ。自分では生かしきれてないんですけど、皆さんと一緒にいて、何かに出来上がったなら、うれしいです。

Mちゃんは、ディスプレイどうでしたか?

すごい細かいこだわりとかが見れて、そこが本当にすごいなって思いましたね。1回設置して、ディスプレイの外から見て、いや、もうちょっと、5センチこっちみたいな、とか。私は、全然、もうそれでいいよみたいに、自分がディレクターだったら思いそう。でも、そこをよりいいディスプレイにしようみたいなのが見えたのが、職人だなって思いましたね。

すみません。本当、ごめんなさい。

悪い意味じゃないですよ。すごいなと思いました。

いや、本当にしょうもないところにこだわってすみません。

いや、だからこそ、生まれてくるんだなっていうのはすごい感じました。

Tさん、どうですか?

印象に残ってるのはマグカップとカレンダーで。マグカップは、取っ手の角度で議論したときが。

ありました。ここもこだわりを議論しましたよ。

それも、今となればすごい、なるほどなと思います。

出来上がって反応返ってくるまで分からないから、いつもどきどきなんですよね。これでよかったのかなみたいな。作ってる過程でどっちにどういくかみたいな、どうブラッシュアップしてくかみたいなところで、結構、意見が、ぶつかるまではいかないんだけど、いろんな意見が出てくることがありますね。でも、その度にみんなで、「こうだから、こうだよね」と言語化して作ったことが、大きかったのかなと思ってます。こっちでいいんだ、きっとこうだ、これを作るんだ、みたいなのが、議論の度に明確になってったような、手応えみたいなのはすごい感じてましたけどね。

そうですね。冊子も自分たちで写真撮ったりとかして。すごかったですよね。

あの撮影は、うぉんじまさんがセッティングしてほぼ1人でやってましたからね。

老眼なんで、小さなフィギュアをマグカップに貼り付けなきゃいけないんですけど、焦点が合わないんですよ。だからもう本当に目がしょぼしょぼしながらやってましたね、あれは。

本当はプロのカメラマンにお願いする予定だったのですが。コロナの感染拡大状況もあって。

ぜひやっていただきたかったんですよ。

そうなんです。でも、カメラマンさんがたくさんアドバイスしてくれたので、よし、これで何とかやってみるかみたいな。そしたら、うぉんじまさんが、「私、頑張ります」って言ってくれたのです。


秘伝の奥義③「七転び八起き」

では、ここからが本題です!みんなの珍プレー、好プレーを聞いてみたいと思います。何がみんなの心に残ってたか。はじめは珍プレー編から。ここが変だよブランディングとか、あとは、やっちゃったなという失敗談も聞きたいです。まずは、うぉんじまさんお願いします。

失敗だらけですからね。大体がサイズ感を間違えるっていうのが大きな、失敗の一つなんですけど。

サイズ感。

大体、間違えますね。

大体、そうですね。ケーキのサイズがちっちゃ過ぎて、ハサミを横に並べて、写真を撮られるみたいなこともありましたけど。あと、ディスプレイで使いたかった瓶が……。

ちっちゃかった。

本当はもうちょっとね、手紙を入れて投げる、メッセージ・イン・ザ・ボトルのイメージで買った角瓶があったんですけど、それが手のひらサイズ。

ちっちゃかった、あれ。

でも、本当にやっちゃったと思って、へこみにへこんでたんですけど。そこから逆転の発想でこの小ささをさらけ出してディスプレイに生かしたっていうのが、よかったかな。珍プレーからの、逆転かな……。

ただじゃ転ばないみたいな。

そうですね。それで、やったこともないポスター作りとかも急にやることになって。いや、サイズ大事ですよね。

基本通販で、買うんでやりがちです。今では買う前に確認するようになりました。定規持って。立体的なものを思い描くように。

失敗から学びました。


秘伝の奥義④「難癖は文化である」

Mちゃんは、珍プレーどうですか?

KOMADOのインタビューとか、失敗、反省だらけでした。もっとこういう話を展開できればよかったとか。タイトルで悩んだりとか。それが、言葉の選び方が、皆さん、すごいなっていうふうに思いました。

そうか、なるほどね。確かに、言葉は難しいですよね。

でも、勉強になりました。

うぉんじまさんがお師匠さんでした。

本当に勉強になりましたね。「難癖です」から始まる文章でメールでフィードバックをいただくんですが、内容がすごい丁寧なんです。全然もっとむちたたきまくってくださいって思ってましたよ。

ハートが強い。私、Sになりきれないのよね。

そう、だから、うぉんじまさんがいろいろ言いやすいように、難癖っていう文化が生まれたんですよ。「学びに来てるインターンの子はフィードバックをほしがってるはずだ!ささいなことでも視点をできるだけ共有してあげよう」というのが、難癖の文化です。うぉんじまさん優しいので、難癖つける側が苦しむみたいな。

絶対苦しいの。

でもね、Mちゃんからしたら、いろんなこと吸収したいから、フィードバックもらえたらうれしいもんね。

はい、すごい勉強になりました、本当に。

難癖をね、Mちゃん、もっとつけてほしかったっておっしゃってたんですけど。いや、インターンさんにもつけづらかったと知って、ましてや、さらに年を重ねちゃった私なんかには、つけづらかったろうなって、申し訳ないなって思いました。なってないんだよ、ぺんって返しづらかったなと。

いやいや。

今のMDチームでも書くっていうことが、今年大きなタスクになってきそうなので、うぉんじまさんに駄目出しをもらいたいと思ってます。

じゃあ、愛ある難癖を。

はい。いいものをいっぱいもらって、そんなブランディングの時間だったなと思ってます。皆さんのいいところ、たくさん見せていただいて。


秘伝の奥義⑤「妄想でつなぐアイデアリレー!」

難癖がありましたね。じゃあ、ここからは好プレー編です。Mちゃんは、心に残ってる、楽しかったなってこと、何かありますか?

楽しかったこと。皆さんの妄想を聞くのはすごい楽しかったですね。宿題とかもそうですし、ディスプレイとかもそうですし。私があんまり想像力豊かな方じゃないので、こういう風に頭の中が、なってらっしゃるんだとか、見れたのがすごい大きかったです。

確かに、妄想のやりとりがね。FさんもTさんもうぉんじまさんも、妄想得意です!

自分の中で妄想してるだけで終わらないで、アウトプットするので本当にいい刺激をたくさん受けました。皆さんの妄想も、本当にどんどん出されるじゃないですか。実はもっと頭の中にはあって出し切れてないものあると思うくらい。すごく刺激的で、勉強になりました。

ブランディングは、記事にしても、カレンダーとかマグカップにしても、アウトプットして必ず形になるので。そこがいいですよね。

うんうん。


秘伝の奥義⑥「個性が光るチームワーク」

うぉんじまさん、どうですか?名場面、好プレーは何かありますか?

好プレーは、やっぱりあれですかね、MDチームの皆さんの連係プレー!毎週すごい感動してました。宿題も、自分が作った物じゃなくても代理でちゃんとプレゼンしてくれて。

そうです。MDチームは、3人で毎週当番制でした。

本人に成り代わって、プレゼンして発表してくれたりとか。そういうのが、やっぱりすごいなって、そこは毎回感心してました。

本当ですよね。

好プレーです、それが。

MDはチーム芸がすごいですよね。

そうですね。

毎週スプレッドシートで共有されてるじゃないですか。

うん。

大変だったんじゃないですか?

どうでしょう。水曜日ぎりぎりで、書けなくて、バタバタしたことはありますけど。どうでしょう、大変ってほどではなかったと。

そうですね。

宿題があるかがまず一番の注目ポイントでした。

そうですね。急ぎのものは。

もらってきた宿題を、そこだけこぼさないように手渡してつなげよう、と。

MDならではの、かゆいところに手が届く的な。だから、頼むといつも、ささっと動いてくれてる印象でした。

Tさんが大きかったと思うんです。

確かに。共有シートとかも作ってくださって、ありがたいです。

タイミングによっては、次来たときには結構動いてたり、逆に全然動いてないってこともあったと思います。ブランディング、今どうなってるのかなってこと分かりました?

Discordで、その途中の過程だったり、ここまでいったんだもうみたいな感じで、把握できたのかなと思いますね。

そうなんですね。
去年は、本当にいろんな方がブランディングチームに携わってくれました。MDチームは文字通りバトンを渡しながら、3人のメンバーが代わる代わる来てくれ、レンタル会議制度でYくんも来てくれた。ブランディングって、できることを少しずつ増やしていこうという命題のようなものがあるんですね。だから、常に新しいことに挑戦する気持ちと多角的な視点が必要なので、新しい人が入ってくると、それだけでもすごく刺激になりますよね。

そうですね。

新しい視点ももらえるし。それから、宿題職人、アイデアマン、社内の人から話を引き出すインタビュアー、妄想力など、個性を結集してチームワークで作れたのがすごくよかったのかなって思ってます。チームでのモノづくりが色濃く出た1年でした。
そして、またちょっと、ブランディングが変革します。今年からはまた新体制です。それも去年1年間積み重ねてきたものの結実かなと思います。
本当にお疲れさまでした!

お疲れさまでした。