Mogicオリジナルのミニポーチを作りました。
キャンバス地のナチュラルな生成り色に、植物のリースとドアのデザイン。手のひらサイズの、ちょっとしたものを入れるポーチです。
お出かけのおともに。ゴミが出たときに。リップやアクセサリーを入れたり、充電ケーブルを入れたり。こまごましたものを収納するのに、ちょうどいいサイズ。
さりげなくお役に立てるバネ口のミニポーチです。
アイデアリレーから生まれたもの
このミニポーチは、今年のノベルティを考えるアイデアリレーから誕生しました。
一人のメンバーが教えてくれたトラッシュポーチ。お出かけのおともに良さそう、外出先でゴミが出ると困るよね、そんな話から始まりました。
でもオリジナルでデザインを入れられるトラッシュポーチがなかなか見つからず……。探し方やアプローチの方法を模索していきます。
そして、トラッシュポーチと限定せずに、ミニポーチにしていろいろしまってもらおう。巡り巡って、バネ口のミニポーチへとたどり着きました。
デザインコンセプトの種は「刺繍(ステッチ)」
ミニポーチを作ることに決まり、早速コンセプトを考え始めます。コンセプトの種になったのは「刺繍(ステッチ)」でした。
刺繍って、システム開発と似ているところがあると思いませんか?シンプルな要素の組み合わせで、複雑なパターンやプログラムが生まれること。全体像を考えながら、細部を組み立てていくプロセス。創造性やアイデアを形にする手段であること。制約の中で、無限の表現が可能であること。
これはいいぞと思い、刺繍をコンセプトにアイデアをこね始めます。
まじめと、ゆるさのバランス
もう一つ、コンセプトを考える上で大切にしたのは、バランス感覚です。
「まじめ」な部分と「ゆるさ」。コツコツ一歩一歩を正確に刻んでいくステッチの表現と、石神井公園の自然豊かな環境にのんびりとした雰囲気、どちらも詰め込んだデザインにしたいと思いました。
そこまでブランディングチームで考えたら、あとはデザイナーに託します!

石神井公園の植物とドア
デザイナーが考えてくれたアイデアは、石神井公園の植物に囲まれたドアでした。
使われているのは、石神井公園の植物たち。シラカシ、メタセコイア、木の実。リースのように円を描いて、その中心にMogicを象徴するドアがあります。
ステッチのような表現を直接的にではなく、デザインのエッセンスとして取り入れてくれました。単色でワンポイント。シンプルだけどこまごま詰まっています。まるで、ひと針ひと針ぬい込まれた糸のように!
ドアは開かれ自然の空気を呼吸するように取り込んでいます。緑の風が通り抜け、石神井公園の一角でMogicが自然と共生している感じを表現しています。


よーくよく見ると、植物の中にMogicのアルファベットが隠れています。主張しすぎず、自然にお邪魔してるMogicです。








