10月、新しい期を迎える節目のお疲れ様会。今年もキッチンカーを会社に呼んで、みんなで美味しいランチを楽しみました。実はこれで4回目。すっかり定番になりつつあるこのイベント、どうやって始まって、なぜ続いているのか。その裏側をお届けします。
キッチンカーを呼ぶまでの地盤づくり

そもそも、キッチンカーを呼ぶ前から、Mogicには「みんなでご飯を楽しむ」文化がありました。
お店でのご飯会、コロナ禍以降は高級なお弁当のお取り寄せ。みんなでランチを共有する機会を大切にしてきました。こうした取り組みを重ねてきたことで、キッチンカーを楽しむ文化ができていたんです。
そして2022年10月、初めてキッチンカーを会社に呼びました。理由はシンプルです。従業員に楽しんでもらいたかった。あったかいご飯が食べられて、お店のような雰囲気を楽しめる。そして何より、ただただキッチンカーを呼んでみたかったんです。
イベント管理部という縁の下の力持ち
このキッチンカーイベントを支えているのが、「イベント管理部」という若手社員たちで構成されたプロジェクトチームです。
それぞれ所属チームはバラバラで、チーム横断型の組織。キッチンカーだけでなく、季節の美味しい果物やスイーツのお取り寄せ、豆まきなどの行事イベント、セキュリティ講座の研修など、全従業員を巻き込む様々な企画を手がけています。
キッチンカーの選定から手配、当日の仕切りまで、すべて彼らが動いてくれています。裏方として、このイベントを成功させてくれている存在です。
メニュー選びの段階からお祭り騒ぎ
キッチンカーイベントの魅力は、当日だけではありません。
メニューを選んでいる時から、社内がお祭り騒ぎになるんです。「今回は何が来るの?」「ピザにしようかな、カルツォーネも捨てがたい」そんな会話が飛び交います。
一週間前からコンディションを整えてくる食いしん坊もいるほど。みんな本気で楽しみにしています。


4回の多彩なラインナップ
これまで来てもらったキッチンカーは、どれも魅力的でした。
1回目はハンバーガー。2回目はジャークチキン。3回目は韓国料理。そして今回4回目はイタリアンで、窯で焼いたピザとカルツォーネがメインディッシュです。
毎回違うジャンル、違うお店。「次はどんなキッチンカーが来るんだろう?」という期待感も、このイベントの楽しさの一つです。魅力的なお店が本当にたくさんあって、しばらくは続けられそうです。
参加率の高さと盛り上がり
普段からイベントが多発しているMogicですが、キッチンカーの日はまた格別です。
参加率は高く、パートさんやインターン生もその週だけは勤務日を調整して参加してくれます。今回はなんと、欠席は一人だけでした。
とにかく、美味しいし、満腹になるし、みんなで朝からワイワイ盛り上がれる。お店の人やメンバーとも交流できるので、コミュニケーションが自然と生まれます。


年一回、期末の特別な日
キッチンカーを呼ぶのは、たいてい期末のお疲れ様会です。
昨年は創立15周年だったので、12月16日の創立記念日に来てもらいました。年に一回、特別な日を作る。そんな位置づけになっています。

定番になるまでの道のり
コロナ禍でご飯会ができなくなった。高級お弁当のお取り寄せを始めた。もっと特別感が欲しくて、キッチンカーを呼んでみた。好評だったから続けている。
特別な戦略があったわけではありません。ただ、「みんなで美味しいものを食べたい」「楽しい時間を過ごしたい」というシンプルな思いを、形にし続けてきただけです。
4回重ねたことで、すっかり定番になってきました。「今年もキッチンカー来るよね?」そんな声が聞こえるようになったのは、嬉しい変化です。
続ける理由は、シンプルに「好評だから」
なぜ4回も続けているのか。答えは簡単です。好評だからです。
みんなが楽しみにしてくれて、当日は盛り上がって、「美味しかったね」「また来てほしいね」と言ってもらえる。それが何よりの理由です。
イベント管理部のメンバーも、きっと大変なこともあるはず。でも、みんなの笑顔を見たら、その苦労も報われるんじゃないかと思います。

ちなみに、4回やって変わったこと
ちなみに、4回やって変わったこと。それは、みんなの頼み方が上手になったことです。
例えば今回のピザとカルツォーネ。ボリュームが多すぎるので、ピザは数人で一枚をシェアする、とか。
これ、地味に大事なスキルです(笑)。定着してきた証拠かもしれません。
イベント管理部メンバーへの質問コーナー
最後に、このイベントを支えてくれているイベント管理部のメンバーに突撃インタビューしてみました。
ー キッチンカーの選定基準や探し方のコツは?
2回目のキッチンカーがジャークチキン、
3回目のキッチンカーが韓国料理、
4回目のキッチンカーがピザやカルツォーネ、みたいな感じだったので自然とグローバルな感じで選びつつあるかもしれません……
ごはんの量やメニューでの満足度が高いかどうか、事業者さまがやりとりがしっかり行えそうな方かどうかなどをインスタとかサイトとかで動向を追って選定しています
ー 手配で苦労したことや工夫していることは?
事業者さまが当日ばたつかないように注文シートを事前に送付したり、提供順に問題がないかなどを聞いたり。
丁寧すぎるぶんにはいいかな、と思ってできるだけ細かく注文状況や今の状況などの連絡をお送りするようにしてます。
過去に呼んだ実績があるよ、ここに停めて調理してもらったよ、というのは毎回依頼時にお伝えしています。
ー 当日の準備や進行で気をつけていることは?
マンションの敷地内でやってるので、他の方のご迷惑にならないようにすること(社内向けのイベントですよ、の紙を貼って対応したり)。
料理が提供されそうなタイミングで各チームをキッチンカーのところに呼び出したりするので、キッチンカーのそばで待機してたりするようにしてます
ー 4回やってみて、運営が楽になったことや変化は?
過去に事業者さまにお送りしたメールや当日気をつけることのメモが蓄積されてきたので、依頼するときの流れはだいぶ楽になってきました。
細やかな配慮と準備、そして経験の積み重ね。イベント管理部のこうした地道な努力が、みんなの笑顔を支えているんですね。




