2024年の総集編スペシャルで予告しましたとおり、2025年からは壁画とディスプレイを交互に見ていただくことになりました!
ディスプレイが半分になる!と余裕をこいていると、結局あわあわすることばかり。改めて、2025年はどんな感じだったのでしょうか?
ざっと2025年を振り返ってみよう
- お正月(鏡餅と凧とタコ)
- ドトーーンと壁画お披露目(落成式でテープカットしたり)
- グッドデザイン賞受賞おめでとう!(パネル展示をしてみたり)
- 壁画を存分に見ていただく期間
- 梅雨の季節がやってきた(雨なのか?飴なのか?)
- 壁画を存分に見ていただく期間
- 宇宙空間になっちゃった(壁画とコラボでパンケーキ!)
- 壁画を存分に見ていただく期間
- Mogicに雪山ができちゃった(サンタさん、プレゼントお届け大作戦!)
※太字のものがディスプレイとして登場したものたちです。
お正月(鏡餅と凧とタコ)
縁起物ということで、お正月にはやっぱり鏡餅。2025年は、長崎県の伝統的な凧作りを受け継ぐ唯一の店「小川凧店」で作られる凧(ハタ)となぜか巨大なタコのぬいぐるみの共演となりました。
毎年、お正月は何かしら日本らしいものを取り入れようと、いろいろ探してみるのですが、こんな素敵な和のデザインに出会えて、嬉しくなりました!
ここだけでおしまいにすると、何事もなくすんなり行ったように思われますが……
実は、ちょっとした事件が……
注文したはずの凧が、一向に手元に届かなくて。注文担当の部署に走っていったり、周りのメンバーに聞いてみたり、配送会社に連絡してもらったり。情報を整理してみると、社員の受け取りのサインも見つかり……。配送済みなのに、見当たらない!だんだん、捜索人数も増えて探すこと数日、段ボールのゴミにくくられて捨てられそうになっていたところを救出!!
凧が薄い段ボールに梱包されて送られてきたので、うっかりゴミと間違えられて捨てられそうになっていたという世にも恐ろしい話でした。
グッドデザイン賞受賞おめでとう!(パネル展示をしてみたり)
これまで、仕事に関係するようなディスプレイはしてこなかったのですが、グッドデザイン賞を受賞したこともあり、今回は展示してみましょうか!となりました。会社の看板が出ているわけでもないので、街いく人たちからよく「こちらは、カフェなの?」「デザイン事務所なの?」かき氷の展示をしたときには、ついに、「こちらでかき氷食べれますか?」と言われることもあり、「こんなことをやっている会社ですよ!」というのをお伝えするいい機会かもとなりました。
という訳で、グッドデザイン賞に応募したときのパネルを展示することにしました。(少しは何をやっている会社か、伝わっていたら嬉しいです!)
梅雨の季節がやってきた(雨なのか?飴なのか?)
2025年最初の企画です。長い梅雨の時期を少しでも楽しく過ごしてもらおうと、試行錯誤しました。
〈がんばったところ〉
・飴でどう雨を表現するか?
・雨が降り始めから土砂降りまで、どう変化させるか?
・変化のしやすい展示方法の模索
・アジサイの照明づくり
・大きな虹づくり
〈苦労したところ〉
・飴をはりつけた釣り糸が絡まって大変だった
・アジサイの照明のモザイクタイルが重くて、何度も前に倒れてしまった
・虹も重くてスチレンに貼った紙がはがれてしまった
モノを作って展示するところまでは何とかうまくいっても、1か月半くらい展示し続ける難しさは、いつもあります。気づいたら直したり、メンバーが見つけてくれて直してくれたり、声をかけてもらえたり。その時できることを、できる範囲でやっていこうと思っています。
宇宙空間になっちゃった(壁画とコラボでパンケーキ!)
2025年は、壁画がお披露目されたので、壁画とディスプレイを交互にしてみよう!と決まってから、いつかやりたいと思っていた壁画とコラボ企画!
壁画の世界が1Fの空間にまで広がって、そこが宇宙空間になったらおもしろそうと思ったのが始まりでした。壁の魚たちの写真を撮ってスチレンに貼って、惑星はインスピレーションで足していきました。
それでも、十分か!? とも思いましたが、やっぱり何か+アルファを!
地球上に壁画から飛び出した2人が、お皿を持ち上げて、その上には何枚も重ねたパンケーキ。更に、シロップもかけられたらいいなとイメージが広がっていきました。
〈がんばったところ〉
・イメージしたものを紙粘土で作れるのかのせめぎ合い
・美味しそうなパンケーキをつくること
・シロップ落下点のバターの溶け具合
・シロップピッチャーからのシロップのたれ具合
・シロップらしさ
〈苦労したところ〉
・地球の上に人を自立させること
・2人にお皿を持たせること
・シロップをうまいことたらすこと
・手にシロップピッチャーを持たせて、つるすこと
社内のメンバーにもよく聞かれましたが、シロップの素材はエポキシ樹脂を使いました。瞬間接着剤なので、A材とB材を混ぜた瞬間から固まってしまうのです。固まる前に、シロップらしい色に絵の具で配合すること。更に、パンケーキに美味しそうに垂らすこと。シロップピッチャーから垂れている瞬間を再現することなど、難しいことがたくさんありました。
物理的にどう垂らすかが課題で、失敗は数知れず。何とか垂れてるっぽい感じになった時はうれしかったです!
Mogicに雪山ができちゃった(サンタさん、プレゼントお届け大作戦!)
〈がんばったところ〉
・イメージの具現化
・企画の発表のしかた
・プロトタイプづくり
・工作員のみなさんとの連携
〈苦労したところ〉
・段取りと前準備
・電飾をどう配置するか
・雪山の表現
・ストーリーのアイデア出し
〈嬉しかったこと〉
・行き詰まってしまったときに、新たな視点をもらえたこと
・工作員のみなさんが、想像以上のものを作ってくれたこと
〈こだわりポイント〉
・遠近法を大切にした(切り絵の木やサンタさんのサイズを複数用意)
・電飾を正面から見えづらくしている(スチレンに切り込みを入れて隠す)
アイデア探しをしていて、こんな雪山が作れたらいいなと思い始めて数か月。どんな素材でどう作ればできるのか試行錯誤。しかも、その雪山を作っただけでは、恐らく企画が通らない……。更に自分の首を絞めることになりますが、今年も4コマ漫画調にストーリーを作っていくことにしました。
「目からウロコ!」
真っ暗闇の中を数週間さまよっていた私に、光が差して道が見えてくることもありました!
▼工作員の別の記事はこちら
https://branding.mogic.jp/a/14947
プロトタイプ
サンタさん、家を出発してから下山までのストーリー
実は、サンタさんは4体で構成していました。
小・中・大・特大とサイズを変えることで、サンタさんが迫ってくる感を表現しました!
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1コマ目:既にプレゼント1つが…… -

2コマ目:袋が破けているようで…… -

3コマ目:ド派手に転んでしまい…… -

4コマ目:無事に?届けられました!
番外編
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実は、青汁が雪山を支えています -

いろいろな方の力を借りています

〈予告〉2026年はどうなる?
そんなディスプレイも、この記事を書いている段階では、2026年は全くの白紙です。
2026年も、この壁画をメインに「壁画をじっくり見ていただく期間」と「オリジナルのディスプレイ期間」とを交互にお届けできればと思っております。
さあ、2026年はどんなワクワクをお届けできるでしょうか!?(あわあわ)
温かーく見守ってくださると嬉しいです!












