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ブランディングのお仕事

工作員と作る!ブランディングの日常はチームを超えて

2025.12.10

Mogicのブランディング活動は、広報チームだけで完結していません。デザイナー、バックオフィス、時にはエンジニアまで、様々なチームのメンバーが協力してくれています。

そんな協力者たちには、ある呼び名があります。「工作員」です。

今回は、チームを超えた協力体制と、そこから生まれるブランディングの日常についてお話しします。

「工作員」と名付けられて

「工作員」は社内での呼び方です。ブランディングの会議で、代表から「いろんな人に手伝ってもらえばいいんじゃない?」と言われたのがきっかけでした。

そして、正式名称が誕生します。「石神井町第三駐屯地 和田堀第一工作師団所属 斥候工作員」。略して工作員。

さらに、工作員専用のエプロンまで作られました。遊び心満載ですが、この「工作員」という呼び名、実は協力体制を作る上で大切な役割を果たしているんです。

工作員はどんなひと?

工作員として協力してくれているのは、様々なチームのメンバーです。

実際のモノづくりでは、デザイナーチームのインターン生、バックオフィスのS.Kさん、時々S.Mさんなど。展示や片付けでは、デザイナーチームのみなさんやブランディングチームのメンバー、時には他チームのインターン生にも手伝ってもらっています。

重たいものがあるときは、エンジニアの男性陣の力を借りることも。チームの垣根を越えて、色々な人が関わってくれています。

工作員の連携プレイ

工作員たちには、どんな協力をしてもらっているのでしょうか。

企画が通ったあと、まず自分で実際に作るための素材やパーツをざっと調べます。そして調べ物が得意な工作員に「こういうものを探したい!」と伝えて、よりよいものや安いものを見つけてもらいます。

実際に素材が揃ったら、まずプロトタイプを作ります。それを量産したり。パーツで切りだして、「こういうものを作りたい」というイメージを伝えて、作ってもらったりしています。

企画から制作、展示、片付けまで。工程ごとに、必要な協力を得意な人にお願いしています。

「おもしろそう!」から始まる協力

工作員のモチベーション維持のコツは?と聞かれても、正直よくわかりません。

でも、「こういうのを次に作りたいんだよねー」と話しかけにいくと、みんな「おもしろそう!」と言ってくれます。「こんなの作りたい!」「プロト、こんなの作ったよ!」と言うと、何だかみんな笑顔で「やりたい!」って言ってくれるんです。

コツは、よくわかりませんが、なんか楽しそうと思ってもらえたり、楽しみながら作ってもらえたりしているようなので、感謝しかありません。

給湯室での偶然の出会い

ディスプレイ作りは、悩むポイントがいろいろあります。企画が通るか、イメージをどう表現するか、何を使って表現するか、どう作っていくか、どう展示するか。

イメージできても、それをどう実現させるかは毎度の課題です。

給湯セットがある部屋で作業していると、いろんな人が見に来てくれます。「こういうところで困ってるー」とかおしゃべりしていると、「問題がここで、こうしたら解決できるんじゃない?」と新たな視点をもらえたりすることもあります。

それで、何か月もどうしようと悩んでいたことが、一気に光がぽんやり照らされて道が開けたりすることもあるので、感動しています。

チームを超えた協力が生まれる理由

なぜ、こんなにスムーズにチームを超えた協力が生まれるのでしょうか。

一つは、「工作員」という呼び名の効果かもしれません。遊び心のある呼び名が、協力のハードルを下げているのかも。

もう一つは、「おもしろそう」という気持ちです。楽しそうなプロジェクトには、自然と人が集まってくる。完璧な企画書より、ワクワクする雰囲気の方が大切だったりします。

そして何より、給湯室のような共有スペースでの何気ないコミュニケーション。作業中の困りごとを気軽に話せる雰囲気が、助け合いを生んでいるのかもしれません。

専門性を持ち寄る協力体制

デザイナーは素材選びやデザインの視点を。バックオフィスは実務的な視点を。エンジニアは技術的な視点と力仕事を。インターン生は新鮮な視点と行動力を。

それぞれが持っている専門性や強みを持ち寄ることで、ブランディング活動が豊かになっていきます。

広報チームだけでは思いつかないアイデアや、解決できない課題も、工作員たちの協力で乗り越えられる。それが、Mogicのブランディングの強みなのかもしれません。

日常に溶け込む協力の形

「工作員」という呼び名も、専用エプロンも、一見すると遊びのように見えます。でも、こうした遊び心が、協力しやすい雰囲気を作っているんです。

特別なプロジェクトではなく、日常の中に溶け込んだ協力の形。「ちょっと手伝って」と気軽に声をかけられる関係性。

ディスプレイ作りも、企画も、展示も。すべてが日常の延長線上にあるから、無理なく続けられる。そして、みんなが「おもしろそう!」と思えるから、協力が生まれる。

チームを超えた協力体制は、特別な仕組みから生まれるのではなく、日常のコミュニケーションと遊び心から生まれているのかもしれません。