15周年を記念して壁画を描こう
15周年企画として、夏ごろに企画アイデアが浮上しました。秋が深まるとともに本格的に始動し、年末の創業記念日までに完成させることに。壁画の「へ」の字も、右も左も分からない私たちでしたが、まずはデザイナーチームのCさんを仲間に引き入れることから始めました。
イラストレーター探しから始まった企画
どんな絵を描いてもらうかを考えるよりも先に、まずは描いてくれるアーティストを探すところから着手。Cさんがいろんな角度からアプローチしてくれ、ある方に満場一致でお願いすることに。そう、イラストレーターのオリハラケイコさんです。当たって砕けろ精神でお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
メンバー参加型への展開
最初のご相談の際、オリハラさんが素敵な提案をしてくださいました。それは、メンバーも色塗りに参加できるというワークショップ形式。15周年の記念にぴったりな企画です。社内ブランディングとしても理想的なご提案だと思いました。
壁画のコンセプトづくり
オリハラさんとの制作が決まり、Cさんと打ち合わせの準備を始めました。いろんなコンセプトを妄想しましたが、最終的にはシンプルな気持ちにたどり着きました。通りを歩く皆さんへ、漠然と「ハロー!」って言いたい。そんなご挨拶を届けたいと思ったのです。
自己紹介としての壁画
我々のオフィスはよくカフェに間違われます。一階のディスプレイを目にとめていただくことは多いのですが、「IT企業」という実態は想像しづらいかもしれません。そこで考えたのが、自己紹介としての壁画です。
Mogicという社名の語源にもなった「マジック=魔法」を感じさせつつ、働く人々の姿を描く。通りを歩いている方にも、社内で働くメンバーにも、豊かな気持ちになってもらえるような、カラフルでふわふわした絵をイメージしました。オリハラさんの絵には、まさにそんなマジックがあると感じていました。
アイデアの具現化
オリハラさんが描いてくれた最初のラフには、Mogicの要素がたくさん詰まっていました。そのアイデアの豊かさに私たちも触発され、さらに思考が整理されていきました。たくさんの要素を詰め込んでくださったおかげで、逆に大切なものが見えやすくなったのです。
全員参加の制作過程
色決めを経て、いよいよ壁に描く段階へ。約1週間の制作期間で、オリハラさんの巧みなワークショップ進行のもと、絵を描き慣れているメンバーから全くの初心者まで、全員がスムーズに参加できました。かなりの範囲を全メンバーで交代で描き、大いに盛り上がりました。塗っている最中は心が無になり、頭が軽くなった気がします。
創立記念日前に無事完成。クリスマスのディスプレイ期間中は一旦布で隠し、お披露目は新年を待つことにしました。
お披露目はテープカットスタイルで
年が明けて、新たな気持ちとともに壁画をお披露目。せっかくの機会なので、テープカットをやろうということで、にぎにぎしくお祝いしました。
ご近所にお越しの際はぜひ!
カラフルで外からもばっちり!通りがかりの皆様へ毎日ご挨拶しています。ぜひ実物を見にお越しください!