Google Flow仕込みのプロンプトが、そのまま通用しない
液体感のあるリッチな質感の動きは出るものの、モチーフの文脈から外れてしまう。「原則さえ言語化すればどこでも通用する」という前提が、早くも崩れた瞬間だった。
2026.09.03
前回、Claude CodeでのSVGアニメーション制作から方向転換し、Google Flowで「アニメーション原則」というプロンプトの言語化に活路を見出したところまでお話ししました。今回は、同じ「ロゴアニメーション自動化」というテーマを、コツを掴んだ状態で別のツールに持ち込んだらどうなるか、という検証です。
挑戦したのは、Adobe Firefly。Mogicでは、Adobe Creative Cloudが使える環境で、毎月の生成クレジットがあります。画像生成では定番ツールですし、Google Flowだけでは心もとなくて、ツールの選択肢を増やしておきたかったのです。
Google Flowに比べると少しですが、新しい壁にぶつかることになりました。
Google Flow仕込みのプロンプトが、そのまま通用しない
液体感のあるリッチな質感の動きは出るものの、モチーフの文脈から外れてしまう。「原則さえ言語化すればどこでも通用する」という前提が、早くも崩れた瞬間だった。
情報を出す順番を整理してみる
プロンプト内で伝える情報の順序を整理し直してみるも、まだ核心には届かない。文脈を先に立てるか、後に立てるか、地道な調整が続いた。
「意味のない無駄な動きは排除する」で解決
この一文を添えたことで、Fireflyの「やりすぎ」にちゃんとハーネスが効くようになった。余計な動きがすっと収まり、モチーフの意図がまっすぐ伝わる仕上がりに。
Fireflyは、質感や動きの滑らかさに強みがあるツールです。ただその分「サービス精神旺盛」というか、補完が得意で、指定していない部分まで気を利かせて動かしてしまう傾向があった。Google Flowと比べると出力のブレそのものは少なく安定していて、逆に言えば、バリエーションに変化を出したいときはプロンプトそのものをきちんと磨き込む必要がある、という違いも見えてきた。
結果、今回はとても早く完成し、社内からも「こなれてきたね」という声をもらえました。モチーフもうまく取り入れられて、スピード感を持って形にできたのは、まさに生成AIの強みを活かせた瞬間だったと思います。
ロゴアニメーションの検証はひとまずここで一区切り。次はまた違う切り口で、AIとの実験を続けていきたいと思います。
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