
我が子がインフルエンザB型になってる間に2月が早くも過ぎ去ろうとしています。いつも以上にあっという間です……。
さて、今年もやりました。恒例のブランディング振り返り座談会!
ブランディングでは、一年を通してさまざまな企画に取り組んでいます。「何を作るか」から始まり、「どう作るか」まで、道なき道を進む冒険の連続。
去年の座談会はサイコロトークでしたが、今回は時系列で振り返ることに。なぜなら「いつも思い出せない」から。ざっとまとめてみたら、結構忘れてることが多くて驚きました。
そんな2025年を、1月から12月まで時系列でたどりながら振り返ります!
そして、今回も!座談会の様子を録音した音声の一部をページの最後にて公開します。お耳よごしですが失礼します。
音声を聴く
INDEX
座談会のメンバー

デザインならお任せ
デザイナーの
Uさん

妄想ならお任せ
広報の
うぉんじまさん

憑依芸ならお任せ
ディレクターの
Mさん
1〜3月:エイプリルフールと生成AIの試行錯誤
じゃあ1月からいきますけど、そうですね、ロゴアニメーションを作りましたよね。「バランス感覚」をテーマに掲げて。
ああ、そうでしたね。
外部のクリエイターの方にお願いして作ってもらいました。今年もぼちぼち作ろうかなと思っています。それから、去年の振り返り座談会では、座談会の収録音声を一部ですが公開したりしてました。そのことを私すっかり忘れてました。しかもこれが第1弾だと言ってて、その後どうなったのかちょっと記憶にあります?
それは、うぉんラジじゃないですか?
え?そうでしたっけ?
音声コンテンツ、やってみようとなって。
あ、その一環ってこと?あんまりよくわからないまま、ヌルッと始まってました(笑)
あんまり覚えてないけど(笑)。あと組織改変もあったんですよ、この時期。そこでブランディングとしては、名刺とクリアファイルと封筒と入館証をそれぞれリニューアルしたので、1月からがっつりデザインを作ってた。それを思い出しました。
ありましたね。
デザイナーのKちゃんに短期間で年始早々からキックオフして作ってもらいました。入館証はインターン生に作ってもらって。デザイナーチーム全体で作りましたね。社員にプレゼンしたり、Mogicらしさの中で迷子になったり、短期間の中でも濃厚な時間だったと思います。
うんうん。
ありましたね。
あと、エイプリルフールも忘れてたの。覚えてました?エイプリルフール、ブランディングでやったんだっけって思って。
忘れてた!そうですね、これこれ。
あ、すごい覚えてる。たぬきのしっぽにまで、こだわってた。これはちょっと日本たぬきではないみたいな、細かいところまで作り込みをしてたっていう。
ああ、そうでしたね。一昨年のエイプリルフールの採用ネタに、かぶせてみたんですよね。
すごい短い期間で仕上げてましたよね。
だったと思います。毎年ですけどね(笑)
年々短くなってる気がしますよね。
だから記憶にないのかな……
血肉が通ってない感じ(笑)?
だめだめ、そんなこと言っちゃ。短期集中です!この辺りから、生成AIをがっつり使い始めたような気がしてて。まだこの頃、すごく苦戦してる頃なんですよ。画像作るのもいろいろな生成AIで試してた気がします。ChatGPT、あとAdobeのFirefly。ロボットが意外と難しくて。
得意そうなのに。
微妙な気持ち悪さが、よく見るとあるから凝視しないでほしい(笑)。でも割と、あんまりプロンプトを複雑に入れすぎると、なんかグニャってなるんですよ。処理しきれなかったのかなみたいな。今はまたちょっとね、あの頃一年前と比べても全然進化してるから。
普通になんかできそうですよね。
そうだよね。一年前の感覚がすごい古く感じる。
<名刺とクリアファイルと封筒の記事はこちら>

<入館証の記事はこちら>

入館証ができるまで!インターン生がデザインに悩んだ日々
4〜6月:あめディスプレイの苦難とうぉんラジ始動
4月に入ると、Phollyのグッドデザイン賞の準備が始まって。あと、うぉんじまさんのディスプレイが「あめとモザイクガラス」。
これまで、ディスプレイはほぼ毎月やってたのが、壁画もできたから半分にしましょうってことになって。壁画とディスプレイを交互に見せることになったので、少し減ったんです。そしたら、1回気持ちが緩むとですね、エンジンをかけていくのが逆に大変っていうか。しばらく空いてからだったので、いろいろ感覚とか取り戻すのが実は大変でした。
しかも、この雨のディスプレイはなかなか企画が通らなくて。企画を発表して「いやー」みたいなのが何回もあったんですよ、これ。
え、覚えてない。そうでしたっけ。
そうなんですよ。いろいろあーだこーだやって。
雨が降ってきて、紫陽花が咲いてるやつですよね。
「なんでそれが飴なんだ」とか、いろいろケチがついてる(笑)。今までは、年間で軽めのと重めのを緩急つけてやってて、軽いのでスタートしようと思ってたら、足りないって言われて。どんどん重くなってきて、鎖がどんどんジャラジャラしていったのを覚えてます。苦しくて苦しくて、「何を言っても通んないよ」って思って。たぶん一年で一番つらかったと思います、これが。
これ一番好きです、この一年で。
本当?
すごい好きだった。
本当ですか?もうなんか、つらくてつらくて。レインの「あめ」とキャンディーの「あめ」をかけて「飴」を展示するわけですが、これがまた大変でした。ぶら下げる系って本当に難しいんですよ。企画が通るまでも大変だったし、作ってる時も展示する時も大変でした。紫陽花が重みで倒れちゃって、裏側の恥ずかしい部分が見えちゃう。パンツの中。
パンツの中(笑)
パンツの中じゃない、パンツか。最終日に虹を展示してたんですけど、重みで紙ごとずるんとひっくり返ったりとか、なんか予想外の動き……いろいろ展示の失敗も多かったので、最後の最後まで苦しめられました。
モザイクガラスの重み……
私の怨念がね。
いやー、苦しみが好きだ(笑)。だからこそ。
なんでそうなの(笑)
あと私的に一番びっくりしちゃったのが、うぉんラジの企画、もうこんな早く出てたんだと思って。上半期でした。でもまだ出してない(笑)。ゆるゆると進行中です。
ゆるゆると。
ほんと雑談でいいんじゃない、みたいなノリで始めて。だからサクサクと、動き出しは早くて今も地道に進行中です。
中身がなくていいんですって、Uさんにすごい言われて。「じゃあ、やってみるか」みたいな。
でもまだ出してないから、誰の反応も分からない。
でも地獄ですよ、毎回音声をデザイナーチームで共有されて、その場で反応というか感想を言われるんです。すごい嫌じゃないですか。ニヤニヤして聞いてるんですよ(笑)
でも楽しいからニヤニヤしてるんです。悪いニヤニヤじゃない(笑)
ニヤニヤして2人で(笑)
収録してきてデスクに戻ってくるときに、肩を落として帰ってくるから。「今日もダメだった……今日もダメだった……」って。そこで収録音声をすぐに聞いて私たちがニヤニヤ笑う。という変な流れができてる。ジングルの音楽も作ってますし、楽しいです。
フリー音源を探して、ちゃんと5分測って、そこからエンディングが流れるみたい。Mさん、聞いたことあります?
あります。大好き。早く世に出してほしい。
頑張ります。そんな重いやつじゃないのに。
<ディスプレイの苦しみはこちら>

爆走!ディスプレイ24時ー総集編スペシャル!2025
7〜9月:工作員総動員と記事量産体制
さて、次は夏ですね、7月から9月。ここはね、ディスプレイも割と大きいものがありましたね。
こっちは割とスムーズに通った記憶がある。前回が辛かったから、それよりはってことかもしれないですけど。
工作員の方たちがすごい協力してくれたイメージがあります。
そうなんですよ、いろいろ巻き込んで。一人だったら絶対間に合わなかったなって思うけど。こんなイメージで、こういうのが作りたいんですって言ったら、私が思っている以上のものを作ってくれるので感激して。「こんなのができちゃった!」って、みんなの力でできたなって思ってます。
工作員の長。
長じゃない。そんな偉そうなヤツじゃない。みなさん、意外と楽しんで作ろうとしてくれてるって……忖度かな?
そんなことないと思います。
「次、何作るんですか?」「今度は何ですか?」とか、結構言ってくれるので。その言葉に甘えて、いつも作ってもらってます。
結束が高まりましたね。この頃、Phollyは残念なことにグッドデザイン賞を落選しました。さらに、まだうぉんラジも形になってないのに、新しく「恋占い」という企画が浮上してます。去年は新しいことがポコポコ湧き上がりました。
そうですね……。こんなの外に出していいのかよく分からないですけど。そういう変なものを出していきたいですね。
また、インタビューも、この辺りで続々出ています。生成AIで半自動化してるから、記事がポコポコ出てってるんですよね。
そうですね。半自動化で、また違った大変さも……。まだ慣れなくて大変なところもあったりはしますが。でも、インタビュー収録から記事にできるところまでスピードがアップしたのは大きな変化だと思いますね。
「さしすせそ」も今年は生成AIを活用して、たくさん作れたんですよね。9月に4本ぐらいまとめて出して。そしたら、うぉんじまさんにすごい怒られた(笑)。SNSが間に合わなくて先に出しちゃってて。
「ちゃんと足並み揃えましょう」って。「もったいない」、「大事に使って」みたいな。出し惜しみして欲しかった(笑)
怒られちゃう。
怒ってないけど(笑)
<工作員の記事はこちら>

工作員と作る!ブランディングの日常はチームを超えて
<生成AI活用の記事はこちら>

手触りを残して効率化!生成AIをKOMADO運用で活用しています
10〜12月:半年かけたミニポーチ完成
最後は本当に、カレンダーとシールとミニポーチ。ミニポーチは、組織改変が終わってすぐに、デザイナーのKちゃんと一緒にゆるゆる始めて。最初の企画のタネは私が作り、Kちゃんにバトンタッチしてタネを発酵させてもらって、またバトンをもらって最後まで作りきる、という。やりたいことをKちゃんに投げて、Kちゃんらしいアイデアを作ってくれて、すてきなラフをたくさん描いてくれました。
半年以上……、その期間がっつり作ってたわけじゃなくて、ゆるゆるちょっとずつ育てて、ようやく冬に完成。こんなに時間かけてグッズを作ったのは初めてでした。
私、ポーチは、デザイン見たのが完成したときなんですよ(笑)。一回も見ないまま。忙しくて定例に出れてないときで、「あのグリーンになったらしい」「どんな緑なんだろう」って想像してたら、完成したものを見て「あ!こういう感じなんだ!」って驚きが印象に残ってます。
なるほどそうだよね(笑)。でも確かに、みんな忙しくて定例もお休みがちょこちょこありました。メンバーも動きもコンパクトになったところはありますね。今年は生成AIも使ったり。コンパクトになりつつも、アウトプットは……頑張るぞ、減らさない。
<ミニポーチの記事はこちら>

石神井公園の風を葉っぱにのせて。ミニポーチ作りました
それぞれの2025年
さて、そんなこんなで秋になるとオフィス内装の修繕も始まって、今も引き続きという感じです。クリスマスも、つい最近なのにあっという間でしたね。ざっと振り返りましたけど、やっぱり変化した一年だったなと。それぞれのブランディングを振り返ってもらおうかな。……では、Mさんから。
ブランディングも今年が4年目です。
そうだよね、意外ともう。
え、そろそろ?異動宣告?
違う違う。逃げないで。
反省点として、あまり貢献できなかったなって思いましたね、今年は。受け身というか。ブランディングで作っていくものを見てて、ディスプレイにしてもグッズにしても「すごい、こういうことできるんだ」「こういう考え方あるんだ」って刺激を受けたんですけど。その分だけこっちから発信できたかって言われると、なんかできなくて悔しかったなって。
Mogicのブランディングって面白いじゃんって思うタイミングがたくさんあって。3年目4年目になっても刺激がたくさんで。街に出て「これブランディングで使えるかも」ってアンテナ張って持ってきても、「言うのやめよう」ってなるくらい全然違う方向に企画が行く。私がこうかなと思ってたのを、ズドンって裏切って違う方向に行くとか。「あー敵わん、すげー」って思った瞬間がありましたね。悔しかったけど、慣れてきたからこそ余計に凄さと面白さを感じられた、そんな一年でした。
えー意外。全然ピンとこなかった(笑)
私も聞いててぼんやりしちゃった(笑)
私の視点でいくと、Mさんは大事なところでキーになってて。ミニポーチの出発点もMさんのトラッシュポーチだし、最初のデザインコンセプトを決めるときの出発点もMさんなんだよね。FigJamにみんなでモヤモヤ好き放題言ってたときのことをメモに残してて。
Mさんの企画に、うぉんじまさんが「石神井公園」と言うキーワードをポンと持ってきてくれて。覚えてる?Mさんが「外の人には届いてるようで届いてないから、今まで届けてきたものでもまた届けていいんじゃないか」って言ってくれて、うぉんじまさんが「石神井公園っていう地域性なんじゃないか」って。それであのデザインになったから。そういうのは実はいろいろあるよ。
よかった。私、いていいんだ(笑)
私は、Mさんのリサーチ力とか、プレゼンの上手さに、いつもすごいなと思ってるんですよ。私はリサーチ力がないから、ただの妄想をつたない絵で描いてみんなに笑われるっていう(笑)。しかも、オンラインで発表するのって本当につらくて(笑)
データ残りますしね(笑)
そうなんですよ(笑)。だから「いろいろ調べてくるな」「見つけてくるな」っていつも思ってました。
えー、うぉんじまさんの方がいろいろなところから見つけてきてるから。宇宙とつながってるアンテナ持ってますよ。うぉんじまさんの描くスケッチを見れば一目瞭然でしょ。いつか一冊の本にしたい(笑)
分かる、本にしたいよね。では次、時間がないので、うぉんじまさんお願いします。
反省は、たくさんありますよ。AIをうまく使えてないなって。楽になったところもあるけど、使いこなせないなと思うことも多くて。楽にできるところはもう少し使えるようになって、AIには作れない「変なやつ」は自分で作るしかないので。頭の中をパッと出してくれたらいいですけどね。
この一年、生成AIで広報でもブランディングでもいろいろ試してみて、失敗もしたり、「何の時間だったんだろう」みたいな時間も経て思ったのは、でもそのおかげで「使うべきところ」は見えた一年だったなと思います。後半になるにつれて使いどころみたいなのが分かってきたから。逆に言うと「ここはもう使わない方がいいんだな」みたいなところも見えた。
うぉんじまさんのうぉんじまさんらしさみたいな、うぉんじまイズムみたいなものを再現しようとすると無理だから、それはやっぱちゃんと残していかないといけないところなんだなと。逆にそれがあるから、ここで生成AI使っても破綻しないというか、ちゃんとらしさが出るのかなって思いましたね。
すごい生成AIで進化した一年だった反面、私はやっぱ反省点は、結構出し切れなかった。ミニポーチもギリギリだった。せっかく面白いアイディアとか企画がポンって生まれたりするので、それをちゃんと出し切りたい。出したいよ。
(笑)
(笑)
小さく出す(笑)。っていうのが今年も課題かな。去年も掲げてたけど、そこが難しい。それでもやっぱり振り返ってみたら、なんかちょこちょこ作ってはいたんで、ぎゅうぎゅう詰め込みながらもいろいろ作れてはいたんだなっていうのはちょっと確認できたからホッとしましたけど。「何にも作れてない……」みたいな気持ちになってたけど、ちゃんと作れてるものもありました。よかったです。じゃあまた今年も頑張りましょう……。
......(微笑)
......(微笑)
静かになっちゃった(笑)。この後定例があるので、よろしくお願いします。おつかれさまでした。
記事だけでは伝わりきらない会話の温度感を、ぜひ音声でもお楽しみください。「耳で聴くブランディング」をお届けします。




