うぉんじまさんってご存知でしょうか?
何を隠そうMogicの公式キャラクターです。
Mogicの社内をのぞくメディア「KOMADO」で時々インタビューをしたり、「KOMADO」のコーナー「うぉんじまはみた」やSNSでもちらほらでてきて何かを発信したりしています。ブランディング定例では、そろそろ出したらと長いこと言われてきたうぉんじま誕生秘話。満を持して?ご紹介していきます!
改めまして、うぉんじまはこうして生まれました
2018年6月に、Mogicを知ってもらいたい!と、社内をのぞくメディアとして「KOMADO」がリリース。さらに、何かキャラクターを考えてKOMADOのコーナーを作った方がいいんじゃないかという声から生まれたのがうぉんじまです!
そもそも、どうしてうぉんじまという名前になったのか……というと、あるブランディング会議で「自分をキャラ化してください!」と言われました。帰宅後旦那さんに話してみると「見た目も動きもウォンバットに似てるから、ウォンバットと苗字の 〇〇しま を合わせてうぉんじまでいいんじゃないか」と言われました。後日、会議で(内心どうなのかと思いながら)提案し議論した結果、うっかり通ってしまい、名前がうぉんじまになりました。次はデザインです。デザイナーのUさんがさらさらーっと描きあげてきて、うぉんじまが誕生したのです!
キャラクターそのもの!見た目も性格もほぼ同じなんです
悲しいくらい事実なのですが、中の人の私自身がいつもあわあわして、冷や汗を飛ばしながら、ざーっと血の気が引きつつ、右往左往して仕事をしています。
広報担当として、生身と2Dを行ったり来たりしています
本人は速く動いているつもりですが、体も重たくのそのそしているので、いつもジタバタのそのそ。SNSの発信やらプレスリリースの準備やらKOMADOの準備やらディスプレイの準備やらに追われています。
く、苦しい!中の人のプライベートとMogicの日常をかけてさらしています
KOMADOのおまけコンテンツとして「うぉんじまはみた」というコーナーが作られました。プライベートでも会社でもいろいろやらかしたことをうっかり話すと、ブランディングメンバーが食いついてきます。そうなると、それをネタに書いちゃえば……と言われ。ただ、うぉんじまの中の人のネタを書くだけでは違うのかということで、苦しまぎれの川柳を書きつつ、Mogicの日常をかけて社内の様子を伝えることが定着してきました。
気づけばかれこれ20記事!100%ノンフィクションでお送りしています
最初は、「家政婦はみた」のパロディ感覚で「うぉんじまはみた」がいいんじゃないかと軽いノリで始まったコーナー。書きながらも、本当にこんなコーナーが必要なのか?読んでくれる人なんかいるのか?と思いながら、細々と100%ノンフィクションで続けてきましたが、気づけば20記事(2023年7月時点)。最近は、季刊うぉんじまということで季節に追いかけられながら、やっとこさ記事を更新しています。
うぉんじま愛が強い!KOMADOのリブランドでうぉんじまはそこかしこに
2018年にリリースしたKOMADOも4周年を迎えた2022年にリブランドを果たしました。
そのリブランドで、大活躍してくれたのが若手デザイナーCさん。基本的にデザイナーチームはうぉんじま愛が強いのですが、Cさんのうぉんじま愛はかなり強い。ページのそこかしこに愛があふれています。
〈うぉんじま関連のリブランド〉
・KOMADOトップページには、ぷかぷか浮かんでいるうぉんじまが追従
・画面下のドアをクリックすると、うぉんじまがひょっこり
・うぉんじまはみたのページがキャラリー化
もちろん、KOMADOそのものを見やすくリッチにリブランドした上でのことです。
▼リブランドされたKOMADOはここから
知識も経験もゼロ!はじめてのキャラクターづくり
どうも、中の人からバトンを受け継ぎました、産みの親です。
私は普段、Webデザイナーをしています。
ブランディングチームでは、カレンダー作ったり、冊子を作ったり、Web以外の新しい分野に手を出してきました。
そんな中でも、うぉんじまというキャラクターを最初に産み落とすときは、思っていたより大変でした。
まず、イラストレーター じゃないので、正しいキャラクターの作り方を知りません。
考えても仕方がないので、とりあえず手を動かすことにしました。
ウォンバットの写真とにらめっこしながら、どう描いたらいいものか、たくさん描いて描いて描きました。
色も大切な要素です。本来のウォンバットからは離れてしまいましたが、目に留まる、見ていて温かな気持ちになる、愛されるキャラになればいいなと思いを込めて、オレンジをベースにすることに決めました。とにかく試行錯誤です。
そうしてできた、最初の手描きのラフがこちら。
これをウォンバット をよく知る、うぉんじまさんの息子さんに見ていただきました。すると……
「こんなのウォンバット じゃない!ウォンバットのフォルム を分かっていない!まるで牛だ!」
という痛烈なダメ出しをいただきました。
このダメ出しがなければ、うぉんじまは誕生できなかったことでしょう。ありがたや。
息子さんの監修を受けてやっとこさ誕生したのが、うぉんじまなのです。
しかし、その後も私の作画は一向に安定せず、ときどきウォンバット を見失ってしまいますが。のびたり、ちぢんだり、変幻自在が魅力です。
うぉんじまはみたのアイキャッチ画像はこうしてつくる
うぉんじまは至るところに登場しますが、メインのコンテンツは、前述の「うぉんじまはみた」です。
なので、毎回コラムのイラストを描き下ろしています。
いつも、中の人うぉんじまさんがコラムの原稿を書き終えると、今回はこんな感じかなと妄想をくれます。
それをもとにiPadでさくっと描いていきます。およそ10分ほどの作業です。
心がけているのは躍動感と勢いです!
うぉんじま産みの親として、ひと言
日常でも、ちょっとした時にうぉんじまの絵をノートに落書きしていることがあります。誰かの手紙にそっと添えたり。我が娘には「うぉんじまさんの絵、上手だね。」とほめられます。
そうやって、体に染みついてきた感覚はキャラクターづくりならではかなと思います。
どんどん認知度を上げて、うぉんじまグッズを作りたいという野望があるので、今後も頼まれなくても描きつづけていこうと思います!