Mogicを味つけ -ブランディングメディア-

制作秘話

もうすぐ6周年!社内をのぞくメディア「KOMADO」誕生秘話と舞台裏 -山盛りの失敗と地獄とわたし-

2024.05.21


社内をのぞくメディアとして誕生した「KOMADO(コマド)」。
早いもので、2024年6月で6周年突入!練馬区石神井でIT企業をしているMogicが、なんで社内の様子をのぞいてもらおうと思ったのか、KOMADOがなぜ作られたのか、道のりはどうだったのかなど振り返ってみようと思います。

そもそも、どうして生まれたのか

もう、だいぶ前の話なのでうろ覚えではありますが、記録的には2017年12月がKOMADOの初記事でした。
※現在は、採用ブランディング上、古い記事を非表示としています。

まずは、そこに至るまでどんな道のりだったのかを振り返ってみます。
ブランディング定例で、「もう少しMogicを分かりやすく伝えていきたいよね」という話がありました。代表が起業してからブログで哲学を語っているけれど、もう少し柔らかいような分かりやすいような、Mogicに共感してもらいやすいようなコンテンツを作ったらどうだろうか。
ということで、議論を数か月していたようにぼんやり記憶しています。

どうしたら親近感を持ってもらえるか

「Mogicに興味を持ってもらうにはどうしたらいいだろうか?」

ある日の定例で、あーでもないこーでもないと意見を出し合いました。その中で、「映画のメイキングが好きで、メイキングを見ると作品への愛着がわく!」という話になり、「どんな人たちがどんな風に働いているかを伝えられたら、親近感や共感を持ってもらえるかもしれない!? 」「それじゃ、社内の人にインタビューして記事を作ってみたらどうか!」となりました。

インタビューってどうやるの?

といっても、インタビューの経験がある人は誰もいません!
どんな風にやればいいのか分からず、インタビューのプロにレクチャーしてもらうことになりました。レクチャー後、実際にインタビューを見学させてもらい、文字のデータを受け取る。そこから、インタビュー記事を作ることから始めました。

「何も分からないところから、とりあえず、手を動かしてやってみる。」
これもMogic流の1つなのです。

失敗のオンパレード!ここから地獄がはじまった

レクチャーを1回受けたところで、見るのと実際にやってみるのとでは、まるで違うことに気づきました。誰にインタビューすればいいのか、どんな質問をしたらいいのかをトライ・アンド・エラーしながら1記事ずつ作っていきました。
最初の頃は、とりあえず音声データをとり自分で文字起こししながら記事を書いていきました。他の業務をしながらだったので、大変なことの連続でした。失敗は数知れず……。

失敗その1
せっかく、インタビューしたのに(録音したはずの)音声が取れていない。

失敗その2
緊張しすぎて、インタビュー自体が盛り上がらず、記事になりそうな話が聞けていない。

失敗その3
相手の心を開けない。

失敗その4
相手にされない。(特にエンジニア!)

失敗その5
記事になることなく、まるごとボツになる。(特にエンジニア!)
などなど。
※この頃から、エンジニアとの溝が深まっていったように思います(笑)

振り返ってみると、当時の代表インタビューが一番大変な記事でした。1時間以上のインタビュー音声を自分で文字起こしをして、そこから記事作りをしていたので、時間も労力もかかって本当に苦労しました。
※現在は、採用ブランディング上、古い記事を非表示としています。

あまりにも大変すぎたので、近年は音声データを外部で文字起こししてもらうようになって、その部分はずいぶん楽になりました。

折れそうな心を支えているもの

おかげさまで、多くの人が読んでくださるようになった「KOMADO」。
面接のときに、
「KOMADOのこの記事を読んで、Mogicに興味をもつようになりました!」
「KOMADOからMogicの雰囲気が伝わってきて、働きやすそうと思いました!」
などという声も届くようになりました。うれしい限りです!

(当たり前ですが)私がMogicに転職したときにはKOMADOはなく、社内の様子をうかがい知ることができたのが初期のMogicサイト(しかも、代表の高尚な哲学的なブログ)とハローワークの求人原稿だけ。そこから発されるわずかな雰囲気や空気感を受け取るしかなかったのを覚えています。

応募するのはコワイことを覚えている

よく分からない会社に応募するのは、勇気がいります。
「どんな会社なんだろう?」
「どんな仕事をしているのだろう?」
「どんな人が働いているのだろう?」
「部署の雰囲気はどんな感じだろう?」
実際に働くまで、分からないことだらけです。

自分自身が転職をする時に怖かったことを鮮明に覚えているので、ドキドキしながら応募して面接に臨む人がいることをよく分かっています。不安を抱えている人にも、少しでも安心して応募を検討してもらいたい。全部を伝えるのは無理でも、できるだけ社内の雰囲気を感じてほしい。

背中をそっと押せる存在になりたい

今は、何かをする前に事前に調べることが当たり前の世の中になっています。ごはんを食べにいくときも、お店の外装や内装、メニューや料理の写真や口コミ、中にはお店ならではの注文方法まで事前に知ることができて、初めて入るお店であっても安心して料理を楽しむことができる便利な時代になりました。

そんな時代ではありますが、新卒なり転職なりがんばって就活して入社した会社であっても、入ったらイメージしていたものと違ったということで退職する人も結構多いというニュースを目にします。そうなると、入社した人も採用した会社側も不幸だなと思うのです。

Mogicでは、なるべく入社前後のギャップが少なく安心して応募してもらえるようにKOMADOを通して様々な情報を発信していきたい。「自分がMogicに入ったら、こんな人たちと働いて、こんなことをしていくんだ。」を少しでも届けて、Mogicで働いてみたい人の背中をそっと押せたらいいな。その気持ちを大切に、これからも記事づくりをしていきます。

 

▼Mogic社内をのぞくメディア「KOMADO」

https://pr.mogic.jp/