年も明けて早1か月と2週間。
今年も新年早々、正月気分が抜けきらないときに、2022年のブランディングを振り返るべく座談会を実施してました!
いつも座談会の前になると、何を話そうかなと一足お先に一年を振り返ることにしています。
今年もぼんやり振り返っていたら、見つけちゃったんです!
2022年のブランディングを象徴するような「奴ら」を……。
というわけで、見つけてしまった3つの「奴ら」を通して、2022年を振り返ってきた座談会をお届けします。
INDEX
座談会のメンバー
デザインならお任せ
デザイナー社員の
Uさん
妄想ならお任せ
広報パートの
うぉんじまさん
進行ならお任せ
ディレクターの
Mさん
振り返れば奴らがいる vol.1「すごい増えたぞ!発信の数」
今回の座談会メンバーは、3名です。去年は6名だったので、ガクッと減りましたが、少数精鋭で駆け抜けました!新しいメンバーとして、マーケットディレクション(MD)チームからMさんが加入してくれました!
では、早速振り返っていきたいと思います。
よろしくお願いしますー。
お願いしますー。
まず、びっくりです。数字で振り返ったら、明らかになりました。
発信が増えてます!
すごいですね、プレスリリースが22件も。
そう、プレスリリース22件。その前の年が7件、さらにその前に結構出したねって言ってた年でも8件でした。
へえ、そうなんですね。
だから去年はすごい数なんですよ。
Instagramを筆頭にSNSも増えましたね。
すごいですね。
SNS担当のうぉんじまさんは、体感としてはどうでしたか?
これまでFacebookを中心に頑張って出し続けてきていて、InstagramとTwitterに関しては、手が回ればみたいな感じでちょっとほにゃあっとさせてたじゃないですか。だけど、ついに本腰入れてやろうみたいな感じに切り替わって、意識的に出すっていうのをすごくやったなとは思います。
そうですよね。
プレスリリースに関しては、ずっと入稿作業に追われてたっていうのはあるから、多く出してるだろうとは思ったけど、やっぱり数字で見ると、おおって思いますね。
だって、月に2本ペースぐらいですもんね。
増やせた秘訣というのは、何を隠そう、プレスリリースを書く人が社内に増えました。SNSも広報インターンの子たちを中心に書き手が増えた。
増えましたよね、一気にね。
Twitterの投稿が増える前は何してたかって、覚えてますか?
私の絵日記時代。
覚えてますよ。
ほら。去年のこの辺、てんてこまいみたいな。
それに比べると充実しました!
このうぉんじまさん、すごい怪しいかたちですよね。
本当ですね。この後、うぉんじまさんが空気の入れ替えしている間に、どんどん変わっていきました。
Instagramを中心にリズムよくやっていくっていうのに切り替えられたのが、大きな変化かもしれないです。
Instagramありきで投稿を考え始めてからは、まず画を考えるじゃないですか。文字よりも画で考える方が勢いがつくのかなと思いました。
それもあるかもですね。
というわけで、すごい増えましたよ。改めて数字で見ると、こんなに増えた。
今年も頑張っていきましょう。
振り返れば奴がいる vol.2「あっちもこっちもフレッシュネス」
じゃあ続いてどどん。
2022年はリブランディングに、リニューアルに、サービスリリースもたくさんでした。
何かカレンダーに追われてた気がします。何月何日に〇〇がリリースされるぞ、と。大体ゾロ目の日にリリースが決まっていく。
「KOMADO」のリブランディングが、7月7日。
新メディア「まなびプランター」のリリースが、8月8日。
Mogic公式サイトに代表インタビューが出たのが、9月9日。
特に意味はないですが、いい夫婦の日の11月22日に、KOMADO初の特集記事を出していたり。
1年通して記念日があふれました。
何かゾロ目が怖くなりそうな……。リリースして、ご褒美のスイーツを食べてお祝いして、そうしたらもう次のが待ってる。そんな繰り返しだったような気がします。
あっちもこっちもバタバタバタバタみたいな感じでやってましたよね。
Mさんは、「まなびプランター」(以下:まなプラ)のディレクション担当でした。
まなプラは誕生までにどのくらいかかりましたか?
世界観とか、ペルソナやメディアの定義を考えるところからだと、たぶん1年ぐらいはやってました。
準備期間はどんなことをしてました?
臨時で、ライター塾が開催されて、社内限定のメディアをまずは立ち上げて記事を書く練習をしてましたね。バレンタインの話とか、豆まきの話とか、メンバーがコラムを書いて他のメンバーからフィードバックをもらうっていうのを、多分3か月くらいはやってたような気がします。
やってた!まなプラ誕生の裏側は、改めて紹介したいところですね。ブランディングとしては。
そうですよね。だって普通社内のメンバーでとりあえず書こうとやっていくなんて、なかなかないと思うんですよね。最初そう言われたとき、どんな気持ちだったんですか。
うーん。
え、自分たちで書くのって感じ?それとも、バッチ来いみたいな感じですか?
バッチ来いなわけはないですけど。
サービスの説明記事は、これまでもやっていたマニュアル作成に似ていたので、イメージができました。まあどうにかみんな書けるだろうみたいな、どうにかなるだろうっていうイメージはあったんですけど。コラムが一番難しかったです。自分たちでコラムの定義を考えるところからやりました。
ブランディングのモノづくりとも通じるところがありますね。
まずは言語化してから動き出す、という。
「コラムって何を書くんだ」みたいなところから、みんなで議論したんです。今でも時々悩みますけどね。
うぉんじまさんが長年担当してきたKOMADOのリブランディングはどうでした?
最初ブランディングで話してたけれど、プレスリリースやら発信の数も増えて、なかなか進められなかった。みんなを巻き込もうってなってからは、どんどん動き出しました。
結構重くなってましたよね、KOMADOのリブランディングは。
そうなんです。だけど、リクルーティング戦略会議ができて、デザイナーメンバーのKさんにやってもらうようになって、さらさらさらって進んでいったので、本当Kさんの力だと思います。
そうですね。
なので、Kさんがそういう全体のサイトをどんどん作ってくれて。私は1日の様子とか、どんな風に見せるか、何をどう書けばいいのかとか、中のコンテンツ作りのところで苦しみました。
リクルーティング戦略会議で各部署のメンバーに書いてもらおうとなったときに、「じゃあ最初にうぉんじまさんお願いします」、「ええ!?(嫌だ)」、てなって。うぉんじまさんの出来不出来によってみんながどう書くかが決まってくるからみたいな、プレッシャーを与えられました。だけど、えいやって出したら、意外に「いいじゃん」ってなって。
早かったですよね。
そこからは早くて。私は、出すまではすごく苦しんだし悩んだんですけど。何かちょっと変なこととかも私は書いてたから、みんなも変なことを書きやすくて、よりリアルになったみたいなコメントをいただきました。そこの部分は大変だったな、みたいな感じです。
確かにそうでした。KOMADOもテンプレは準備して、社内のメンバーにそれぞれ書いてもらいました。
最初広報だけでやろうとしてたところに、まず採用に関わる人たちを集めて、アイデアを話して、みんなが書き手になってくれた。みんなで作りましたね。
去年は、今まで1人でやってたことを、みんなでやろうという動きに大きく変わった感じはしますね。
そうですね。それまで地道に頑張って、ときどき溺れそうになりながらも続けてきたものが、大きく花開くじゃないけど、川がぶわって分かれるみたいに。
洪水?
洪水じゃない!支流ができるみたいな。
これはこっち、それはそっち、そんな感じで流れがよくなりました。
うん、よくなったと思います。
振り返れば奴がいる vol.3「Mogicにうごめく謎の動き」
では最後のトピックです。各所で見られた謎の動きです。毎年あるんですけど。Mogicって何してんだろうみたいなことってすごく多いですよね?
2022年を象徴する謎の動きといえば、和田堀工作員。
ね、まさかね。工作員を束ねる人になるとはね、Mさんがね。
本当に。工作員を動かすって。
ディスプレイに使用するアイテムを、オンラインでぺちゃくちゃお喋りしながら、工作するという、名前とは裏腹に、とても平和な部隊です。
でも、皆さん器用なので、クオリティが高いです。
おかげでいろいろ手作りできました。
あと最近ではミカンのアートフェスティバルなどもありましたが、他にもありますか?
謎の動きになるのか分からないんですけど、代表がうぉんじまをたくさん作ってました。
確かにゾンビになったり。
去年は、すごいたくさん生まれた気がする。被り物とか。
多かったと思います。ミゾホリ劇場もあったし。
すごい大作だ。
社内認知がまだ足りないんじゃないかみたいなところが出発点だったような……。
そうだ。社内に新しいメンバーが増えて。Mogic公式キャラクターなのに、うぉんじまさんが浸透してないぞ、と。
そう、熊とか言われて(笑)!うぉんじまは、ウォンバットです~。
伝わってない問題。
うぉんじまオワコン説が出て。認知活動もした方がいいんじゃないかみたいな感じで、代表のPR活動が激化してった。
そういう目的があったんですね。
紙粘土のうぉんじま人形もありました。
そういえば、ディスプレイでパンを作ったときに、紙粘土いいねとなり、去年はたくさん紙粘土で作りましたね。
よかったですよね、飾りパンのディスプレイ。
本当のパンで作るのは大変だから、紙粘土で作っちゃえばいいじゃんとなりました。
作ることになって、びっくりしました。
「どうやって社内のメンバ―を巻き込んでみんなで作る?どうしよう!」ってなった。でも、メンバーも葉っぱぐらいだったら作ってくれるかなみたいな感じで、恐る恐るやったのが、工作員活動の最初だったかもしれない。
でも、みんな自由にいろいろなものを作ってくれましたよね。
そう。思ったより本当に皆さんが積極的に作ってくれました。
昔から消しゴムはんこを社内で作ったりもしてたので、下地はありましたね。
家内制手工業をね。結構やってきてましたからね。
そうそう、やってきてたから。社内で作る楽しさが文化として根付いているので、それを経て、工作員につながっていく。だからアートフェスティバルとかも受け入れられる。作業はバラバラにやるけど一緒にやってるみたいな、イベントとしての楽しさがありますよね。
やれる感じの土壌があったんでしょうね。
何かいろいろ作った気がします、去年。
全体を振り返っていくと、発信もモノづくりもアウトプットは増えました。全体のボリューム感はすごいのに、プロジェクトメンバーは3人というコンパクトさ。逆手にとって、支流をいっぱい増やし、何かすごい広がってった感じがしますよね。だって本当メンバー的には少ない。
新メンバーMさんがいてくれるのは大きいです。
本当ですか?
ディレクション業務が得意なMさんは、チームにとって大きな可動力になった気がする。
そうです、そうです。
Mさんがいてくれて全フロア巻き込めた。
チーム横断して、みんなで乗り切った感じがします。
1人であんなに葉っぱ作れない。
今までブランディングで、「あの人たち何やってんだろう」みたいな感じで思われながらやってたところを、「え、やるんですよ。あなたもやるんですよ。」みたいな感じで手招きして、みんなを味方にできたのかも。
それはそうかも。
そんな1年でしたね。
じゃあ、そろそろまとめに入ります。
今年は何か野望ありますか?
何ですかね。ブランディングで何かやりたいねって言ってるけど、ずっとまだできてないで眠らせてることとかってあるんですか。
忘れちゃうんだよね。
いっぱいあるような気がしますね。
いろいろな流れがポコポコ出てくるので。そうだ、今年はMogicストアも出たんだ。
それ大きなことですよね。
川の支流ができて、全社的に手伝ってもらえるようになった今だからこそ、できることがあればできたらいいなと思いましたね。
なるほどね。私が動かしてあげるわよっていうことですね。
やっぱりディレクターですから。
本当に心強いです。
言ってないことまで受け止める……。
うぉんじまさん、何かありますか?
2年越しにMogicストアも出せたので、売り上げを出して、好きなお菓子を買う。
そこなんですね、ゴールは。
そもそも2年前の振り返り座談会で野望を聞かれて、ブランディングとして売り上げを立てて好きなお菓子を買いたいって言ってたらしいんですよ。
そう言ってました。
だから今年こそ売り上げを立てる。出店まではできたので。
そうですね。育てていきたいですね。
グッズからMogicを知ってもらうとかね。
こんなグッズがあるぞ、へ~Mogicって会社なんだとか。そこから入ってきたら面白くないですか?
面白いです。
それで、しかもIT企業で、まなプラとかKOMADOとかやたらにメディアもあるぞ、と。Mogicストアから知ってもらえたら面白いですよね。
Mogicが面白い会社だなっていうのが、世の中に認知されたらいいなと思います。
そこを目指していきたいですね!
カレンダーは例年にない短い制作期間で出せましたが、グッズは去年出し切れなかったものがあるので。2022年の反省を活かしてグッズづくりを試行錯誤していきたいですね。
簡単に作るものとじっくり取り組むものと緩急があって、ちょっとずつバリエーションも増えていったらいいですね。
そうですね。Mさんにお尻たたいてもらったら実現できる気がします!
たたけますかね。
ウォンバットのお尻は硬くて無理かも。
できるかな。さすればいいですかね?
優し目に。では、今年も楽しんでいきましょう!
お疲れさまでした。
お疲れさまでした。