まもなくやってくる12月16日はMogicの創立記念日です。2023年にMogicは15周年の節目を迎え、記念プロジェクトの幕を開けました。一年前の今頃、ただでさえ師走で忙しいこの時期に、超特急で動き始めた15周年プロジェクト。ブランディングのアートディレクションを担当するデザイナーが振り返っていきたいと思います!
コンセプトを決めよう
とにもかくにもまずは、コンセプトです。
最初に向き合ったのは、どうやってMogicの15年間の成長を表現するかということでした。当時のメモを振り返ると、小さな芽が伸びていく様子をイメージしたイラストの横に「今までのイメージ 森を育てる」と書いてあります。そしてその下には「ニューモジック」。まだ表現できてないMogicらしさを表現するための試行錯誤をしていたことを思い出します。
そんな試行錯誤を重ねた末に生まれたコンセプトが「積み木」。Mogicの歴史は一本のラインで流れているよりも、大切な核を変えずに時代の変化に合わせて変わっているのではないかな、と思ったのでした。コロナ禍を経た15年ということもその印象を強めてくれた気がします。それぞれのプロジェクト、アイデア、挑戦を一つひとつの積み木に見立て、会社の成長の物語を可視化しようと考えました。 「クラウドサービスの開発と同じく、私たち自身も、たくさんのアイデアとクリエイティブを積み重ねながら、日々進化し続けている」。このメッセージを、視覚的かつ感情的に伝えることが今回のプロジェクトの土台になりました。
特設サイトを作ろう
「積み木」というコンセプトに加えて、特設サイトでは森の中にひょっこり誕生した展示室をイメージして作りました。穏やかで明るい日差しの中、積み木にて作られたオブジェ=Mogicの歴史を感じてもらえるデザインにしようと思いました。
▼15周年特設サイトサイトはこちら
ロゴアニメーションを作ろう
ロゴアニメーションは、クリエイターのH designsさんに依頼して作っていただきました。
「積み木」のコンセプトを動きのあるロゴアニメーションとして表現していただきました。
ノウハウや実績や試行錯誤のアレコレを変化させてきて・アイデアとクリエイティブを積み重ねてきて迎えた15周年ということを伝えるために、15thのパーツが変化しながらロゴの形へと仕上がっていきます。
それだけでは終わらず、ワクワクするような動きで会社ロゴに変化します。コンセプトが形となり、15周年記念ロゴができました。
ロゴアニメーション制作:H designsさん
オリジナルカレンダーとタオルを作ろう
毎月のカレンダーには、会社の歴史的瞬間やクリエイターたちの思い出の写真を配置。オリジナルタオルは、今治の伝統的な技術を活かしながら、15年の歴史を織り込んだ特別な一品に仕上がりました。
<オリジナルグッズの記事はこちら>
ウォールアートを描こう
15周年記念を締めくくるのは、オフィス一階のウォールアートです!
正式なお披露目は2025年1月なので、今はまだお見せできないのですが、素敵な壁画になっています!
イラストレーターのオリハラケイコさんに、コンセプトから関わっていただき壁一面に描いてもらいました。
色塗りは、オリハラさんの指導のもと、なんと全従業員が入れ替わり立ち替わり参加して仕上げていったのです。みんなの筆先に緊張感が感じられましたが、とっても貴重な体験になりました。
また、お披露目した際にはウォールアートの制作秘話もお届けしたいと思いますので、しばしお待ちくださいー。
▼ウォールアート制作:オリハラケイコさん
15周年のその後も……
さてさて、そんなこんなで、なんとか一年プロジェクトを走り切ることができました。ふぅ、と一息つきたいところですが、一つひとつの積み木を大切に、これからもクリエイティブの旅は続きます。
2025年もMogicをどうぞよろしくお願いいたします。