こんにちは、デザイナーのUです。
Mogicの給湯室からこっそりとお届けしている新コンテンツ「うぉんラジ」をご存知でしょうか?
パーソナリティである広報のうぉんじまさんが、Mogicのメンバーをゲストに迎えて繰り広げる、ゆる〜い雑談ラジオです。
実はこの「うぉんラジ」、収録のたびにパーソナリティが奮闘(そして撃沈)する姿を、すぐそばのデザイナーデスクから見守るという構図ができあがっています。音声コンテンツという新しい試みは、いつの間にか私たちデザイナーチームにとっての「密かな楽しみ」になっているのです。
正直に話すと、この企画は、「音声」という未知のジャンルに対するワクワクと戸惑いたっぷりで始まりました。今でも手探りです。人気がなかったらなくなるかも?そんな実験的にスタートしたこの企画ですが、最初に音声を聴いた時は、「耳心地がいい」と思ったのもこれまた正直な感想です。手応えはなくても、とりあえずやってみたい、という気持ちでここまで漕ぎ着けました。

始まりは「中身がなくていいんじゃない?」の一言
もともと、ブランディングチーム内では「音声コンテンツをやってみたいね」という声が数年前からポツポツと上がっていました。
そんな中、「雑談ならサクッと5分くらいでできるんじゃない?うぉんじまラジオ、略して『うぉんラジ』だ!」というノリで、コーナー名から誕生しました。
そこから「じゃあ、この『うぉんラジ』でどうやって進めようか」と話し合いが始まったのですが……実はこのゆる〜い企画、名前が誕生してから実際にリリースするまで、なんと1年もかかってしまったんです(笑)。
一番最初の広報チームの定例ミーティングで、「雑談って何話せばいんだろう」とうぉんじまさんが悩んでいたので、「中身はなくていいんじゃないですか?大義名分はなくてもいいかも。」と話しました。
まずは、外部向けより社内向けのブランディングとして、社内報を作るノリで始めてみようとなりました。おまけコンテンツとして配置して、外部の人にも届けば御の字。私たちが楽しんでやることでノイズが発生し、外部にも何かしら「Mogicの生っぽい質感」が届けられるんじゃないかと思ったのです。そして、楽しむためには本気の雑談がいいな、となりました。
そんな漠然としたイメージと「ゆるいノリ」だけは1年間絶対に崩さず、先行した名前に少しずつ少しずつ肉付けをしてきました。そうして「とりあえず収録してみよう!」と、1年越しの企画がいよいよヌルッと動き出したのです。
肩を落として帰還するパーソナリティ
こうして勢いよく(?)スタートしたうぉんラジですが、収録現場である給湯室から戻ってくるうぉんじまさんの姿は、毎回なんだかおかしなことになっています。
楽しく雑談を終えてホクホク顔で戻ってくるのかと思いきや、デスクに帰還するなり「今日もダメだった……今日もダメだった……」と激しく肩を落としているのです。給湯室でのリラックスしたテンションと、戻ってきた時のどん底のテンションの高低差たるや。
「上手くできなかったから2回収録しました」と言って戻ってきた日もありました。結局1回目の収録を採用しましたけれど。
デザイナーチームの「悪意のない即席試聴会」
うぉんじまさんがガックリと落ち込んでいる一方で、デザイナーチームではあるお決まりのルートが発動します。
それは、収録されたばかりの生音声をチーム内で即座に共有し、その場で聴いて感想を言い合う「即席試聴会」です。
「今日もダメだった」と落ち込むパーソナリティをよそに、聴いている側の私たちはめちゃくちゃ楽しくて、思わずニヤニヤしながら音声を再生しています。
作業用BGMにはもってこいで、デザイナーチームではよく聞いています。本当にラジオ気分です。
楽しんで作ってます!ジングルと音楽の裏話
ラジオっぽさを盛り上げるのと、5分きっちりに終わらせるため、うぉんラジ用の音楽ファイルを作りました。うぉんじまさんが探してきたフリー音源をデザイナーのKちゃんが編集し、ジングル+5分の無音+エンディングという構成の音源になっています。
うぉんラジは「きっちり5分測る」というルールがあり、時間になると強制的にエンディングが流れる仕組みです。エンディングに流れる、「リコーダーバージョンの蛍の光」が、何とも言えず哀愁があり我々はとても気に入っています。
実験的な企画で手探りなことが多いので、「5分」と「中身のない雑談」という制約を作ることで何とかやっていけてます。

見えない「チョコレートの海」を視覚化するデザインのこだわり
音声が収録できても、これをどうWebサイトに載せて届けようか、というところがまた悩みどころでした。
うぉんラジのコンセプトは「仕事の話、ゼロ。素が丸だしのリラックスモード全開」。そして、収録場所である給湯室には「チョコレートの海をイメージしています」という、くいしんぼうずならではの独特な裏設定があります。これは、チョコレートが大好きなうぉんじまさんの「チョコレートの海で泳ぎたい」という願望を形にしたのです。チョコレートの海につかりながら、まったり聞いてもらえれば幸いです。
初めから音声をそのまま出すよりもテキストにして届けようと思っていました。ラジオ感を演出できるよう、マーキー方式で横に流れていくスタイルにしました。動きが出ると、ざわざわしたの時間が出ますよね。あくまでおまけコンテンツなので、それっぽさの演出とサクッと読んでサクッとメインに戻れる手軽さも大切にしました。最後の最後に音声をほんの少し公開して、雰囲気もほんのちょっぴり届けようとなりました。コンテンツが立体的になって嬉しかったです。
おわりに:声だから伝わる「いつものMogic」
綺麗に整えられたテキストやグラフィックの裏には、いつも私たちのバタバタとした日常があります。雑談コンテンツの良さは、リラックスした雰囲気からこぼれでる「ノイズ」がそのまま乗って届くところにあると感じています。
誰の反応もわからないまま始まったうぉんラジですが、これからどんなふうに育っていくのか、いちリスナーとしてとても期待しています。





